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上品にまとまったクラシックな腕時計


ロレックス サブマリーナー Ref.124060を1週間レビュー
世界で最も注目されているダイバーズウォッチだからこそ、小さな変化も地震のように響く。しかし、実際のところ新しいサブは古いサブと同じように感じられる。つまり、正しいということなのだ。

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ダイバーズウォッチ、ツールウォッチ、スポーツウォッチ…。ロレックスのサブマリーナーは、その全てを兼ね備えている。しかし、そのルーツをたどると、水中でのブランドイメージとは別のものになっていることがわかる:陸に上がれば揺るぎないアイコンとしての顔である。

 サブマリーナーに否定的な人はこの時計を「ありふれている」、「インスピレーションのない選択だ」、「根本的に陳腐だ」としばしばケチをつける。そのどれもが真実ではない。この時計が人気を博しているのは、良い時計だからだ。それは何十年も変わらない。


 ロレックス サブマリーナーは1953年に発売された。ダイバーのための真の道具として考案され、軍用時計としての歴史も長い(そのバージョンはミルサブと呼ばれた)。一夜にしてブームになったわけではない。私たちの祖父(あるいは曾祖父)が1950年代にビッグクラウンのサブマリーナーを愛用していたと思いたいところだが、そうではないだろう。この時計が現在のような時代を超えたヒットに至るまでには時間がかかったのだ。

ハリウッドの新星
 サブマリーナーが登場してから約10年後、胸毛を生やした若きスコットランド人、ショーン・コネリーが、イアン・フレミングが創り上げた颯爽としたジェームズ・ボンドを銀幕に登場させた。彼が選んだ時計は、リューズガードのない頑丈なサブマリーナー Ref.6538だった。もちろんそれは人気を後押ししたが、それでもこの時計の人気は急上昇はしなかった。他の俳優たちがそれを後押ししたのである。

ロレックス サブマリーナ:https://www.jackroad.co.jp/shop/r/rjrxsbn/